ベイエリアに来て2週間が経った。

早い様な長い様な感じだ。どんなに快適な生活であっても変化する時は疲れる。生活リズムを整える、文化に馴染む、新しい物に挑戦するといった要素は想像以上に大変だ。僕の場合は、漸くいろんなことが落ち着いて、自分のペースで生活を送れるようになった感覚がある。まあまた2週間で帰国するんだけれど。

結構ここでは、インターンをしながらも余裕のある時間で人に会ったり、バークレー訪問したり、勉強したりと充実した生活を過ごしている。その分とても疲れて、片頭痛が頻発はしているが。

バークレーの授業を調べているうちに、Game Design Methodsという授業を見つけた。アート系の大学院の授業らしいけれど、選択できる。凄く直感的に調べているうちに、やりたい事が明確になってきた気がしている。

ヘルスケア、特に予防医学でのエンタメ化。

これが僕のやりたい事である。ずっと医学界にいて思ってはいたが、メディカルの世界は真面目だが創造性がなく、面白くない。故に、人々は病気になってからしか自分の健康を深く考えない。そんな世界はとても息苦しいと思っていた。そんな中で、現在盛んになってきているIoTやVR、Unityなどのゲームエンジンを組み合わせ、共感覚といったコンセプトを組み込む事で、豊かなヘルスケアの世界が作れるのではないか。

漸く28にして、人生を賭けて解くべき問題が明確になりつつある。

もう一つは「チル」こと快適度だ。快適度は主観的要素が強く、曖昧にされてきた。そういった部分をサイエンスやテクノロジー、ビジネスの面から詳らかにしていきたいという思いもある。こちらに関してはまたいつか。

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