2025年もあと3日となった。非常に長い一年だった。

多くのイベントや経験があり、充実した一方で、多くの沈みや苦しさ、もどかしさを感じた一年であった。総じてかなり精神的に磨耗した年末を迎えている。

1,2月から会社を変わったが、そこもまた色々問題を抱えている会社であった。代表の近くで働くという目的は早々に達成できたが、会社自体が連鎖退職状態であり、役員の無能さも相まって、入社してから1年間ずっと尊敬できる有能な人が抜け続ける状態となってしまっていた。会社経営ではないが、一緒に働いて学ぶことの多い人が抜けるのは本当に寂しいことだ。それが故に目立って良い機会が入ってくるというのもあるが、総じてモチベーションは下がる。

まあそうは言っても、色々自分的に出来な学びは大きかったのではないかと思う。今までのPMの知見から、経営企画として経営の視点で話せるようになったこと、財務の視点を肌感をもって語れるようになったこと、デジタルだけでなくリアルのビジネスを見る経験ができたこと、IRの視点から投資家を見ることができるようになったこと、など普通のキャリアでは出来ないことを体験させてもらえた。ミクロでは、働く会社環境は微妙であるが、長期のキャリアで見ると、なかなかで出来ないことができたと満足している。PMというある種フロントの業務から経営企画というミドル、バックオフィス寄りの体験を行うことで、会社が立体的に見れるようになった。経理財務や人事、法務など経営管理側の体制の人と関わる機会が多く、彼らの価値や見え方がより解像度を持ってみれるようになった。そういう意味で、経営に一歩近づくという、年初の目標は満足して達成できたのではないかと思う。

ただ34歳になり、実際の起業、経営を行うことにまだ足踏みしていることに悶々としている。あれだけ大口を叩いており、自分としても35歳が人生の転機であると信じており、2030年までには大きな踏み台に立たないとという思いが強い中、今これなら戦える、人生を賭けても良いという分野やプロダクトが作れる自信が薄いのだ。AIシフトにより、ソフトウェアビジネスは急速に変わってしまった。アプリなど誰でも作れ、何の競争力も働かない。僕のやっていたXRも完全に下火で、何のソリューションにもつながらないので、メタも予算を削減、数々のスタートアップたちも再編している形となっている。結局VRゴーグルは、ゲーム家電の域を超えていないのだ。

そうした中で、店舗をはじめとしたリアルビジネスを見ることができているのは一つ何か将来につながるのではとは思っている。消費者の生活はどこまで行ってもデジタルでは完結できない。デジタルが強くなればなるほど、リアルの価値は逆説的に増大していく。ただ、リアルは簡単にスケールできないし、CapexやOpexもかかる。そうした違いをみにしみて理解できる機会はとても貴重だと思う。

今年一年は子供が産まれて、家庭問題にも悩まされた。育児のストレスからぶつかる機会も増えてしまった。この情報化社会の中で、子供一人でこれだけ負担がかかるなら、そりゃみんな子供を作らなくなるよなあとも思ってしまった。東京都の特殊出生率が0.96ということだが、全然納得できる。ベイエリアもそうなりつつあるし、まあ全世界的にそうなるだろう。どこかで大きなトレンドが変わらない限りは厳しい。皆子供を作るよりもスマホ内でのエンタメを選ぶだろう。来年もどうなるかはわからない。育児を進めつつ、二人目ができたりするのかもしれないし、仕事に精を出すのかもしれない。

今年の後半を振り返ってみて、良いイベントが多かったなと思う。万博はまさに最高だった。予約が非常に困難とはいえ、行ってよかった。朝5時から西ゲートに並んでよかった。それ以外にも国立競技場で行われた世界陸上も行けてよかったし、ドジャーズのワールドシリーズも凄かった。M-1決勝も素晴らしいストーリーだったし、SASUKEの結末も劇的だった。それ以外にも、館山で泊まった施設は最高だったし、2回の箱根旅行も素晴らしかった。こういう心を打つようなコンテンツや体験が1Qで3,4つできるというのはとても恵まれているなと思う。ベイエリアにいたらほとんどできないだろう。そういう意味でも東京というのは世界で最も優れた都市なのだと思う。

2026年は飛躍の年にするつもりだ。世界は大きく動いているが、自分として今まで培ってきたことを形にすることをしていきたいし、そのスタートを切りたいと思う。35歳というのは最高到達地点でもある。気力、体力、経験が交差する地点なのだ。ここで勝負をかけられなくてどうするのだという想いがある。自分の尻を叩いてでも前向きに、リスクを張って挑戦していく1年にしたいと思っている。来年年末までにはまたこうしてゆっくり1年を振り返り、満足した一年にできればと感じている。これからも家族みんな仲良く過ごせることを祈っている。それでは

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です