2024年もあっという間に半分が過ぎた。

この数ヶ月は家のことでいざこざがあったり、仕事においては大きな進展がなかったりで、あまり自分としてはパッとしない日々を過ごしていた。梅雨のジメジメさも合わさり、雨こそ雨ねど陰鬱な1ヶ月であった気がする。去年はまさにこの日からハネムーンへと出発した。振り返ってみれば、最高の18日間であったなと思う。やはり海外に出て羽根を伸ばすことは、自分を深い意味で振り返ることに繋がるのだと思う。また近いうちに海外に行かないとと思っている。

今日は、今求めていることについて書こうと思う。

色々今考えていること、に関しては今まで書いてきたが、これから具体的にどういったものを求め、挑戦していくのかということを書くことをしてこなかった。米国から帰国後、色々なものが不安定で考える基盤ができていないのもあったし、脳内リソースが別のものに割かれていたというのもある。ただ、今求めていることを考え、書くことで未来に繋がるのだ。以前書いた、強い念いと実現のラグであるように、本当に求めていることは思い続ければ必ず実現する。ただ、それにはラグがあり、ふとした機会により誘われることがある。

さて、今僕は何を求めているのだろう?

2024年も下半期に入り、自分も33歳になった。10月には子供も生まれる予定だ。

そういった中で、中期的(2030年まで)に具体的に求めていることはなんなのだろう?

というあたりが今自分が求めているものだ。

これは数年前の記事に出てくる、AR、PM、B2C、西海岸で働く、といったキーワードから大きくアップデートされている。色々アップダウンはあれど、一旦そうした目標は達成することができたと思っている(もちろんもう少し長く経験したかったが)。その部分での知見を少なくとも0→1にすることは出来たし、今後はそうした1は何もしなくても2,3,10といったように増大していくと思っている。

そして今求めているものに関しては、今後起業家、経営者として責任を持ってビジネスを立ち上げ、リードしていくこと、海外と日本両方の要素を取り戻すこと、そして家庭の不和がないように生活すること、というものになった。やはりこれは雇われるサラリーマンとしての天職であるProduct Managerから、人を雇い、事業を行う側になる覚悟ができたということでもある。

家庭が経営なので、EmployeeとEmployerの違いは自然に意識していた。そこには共通するスキル等はあれども、視点や責任が大きく異なることも直感的に把握していた。ただいっても自分の中で自分でビジネスを立ち上げて責任を負い、勝てるかもわからない中で手探りに進む不安があったため、覚悟も持てないでいた。ただ、こうしてPMとして数年働いたことで、ある程度サラリーマンとしてのキャリアには満足したし、その道が見えてしまった。なのでよく言えばいつでも戻ってこれる場所でもあるし、これを極めたところで大したことない人生になるのも見えてしまった。僕が研修医をしていた時に医者のキャリアに対して感じていたものに近い(もちろんPMの方が医者よりはエキサイティングなキャリアだとは思っているが)。

なので、今はそのトランジションの期間に入ったなと感じている。

2016年~2017年あたりは僕の中のキャリアでもモヤモヤ期で、なんとなく今の現状には満足していないが、かといって次の一歩を見つけられず、バイオエンジニアリングのマスターだったり、適当にIELTSを受けたり、Biodesignを調べてみたりしていた時だった。2017年くらいからMBAにフォーカスし始め、その後複数のスタートアップ・インキュベータでの仕事を経て、Berkeley Haasへと入学することになった。振り返ってみれば直線的なストーリーを語ることはできるが、実際はかなり手探りな期間があったのだ。

2024年の前半期はそうした部分がかなり似ているなと思った。色々マッサージ機とかリラックスとかインタビューをしたりして問題の特定や仮説検証をしてみた。が結局何にも結びつかなかった。友人たちとも話して、起業を相談したりしたが、一緒に何かをやろうという話にはならなかった。海外にも行きたいという気持ちはあったが、結局外資系の満足できるオポチュニティーがなく、そうした一歩も踏み出せはしなかった。

ただ、こういう時期は必要なのだと思いたい。全てが順調に上手くいく時もあれば、こういう一見なんの生産性もない時期は人生において必要であり、ふとしたときに多くのものが繋がったりする。今はそうしたものを味わっているのだと思っている。

自分は7.5年毎に人生のピークが来ると思っている。

という感じで、次は2028,2029年くらいになると理解している。なので、それから4,5年前の今はそういった時期があるのも納得できる。ここから新しい道に修行をしてピークを持ってくるために必要なのは、上で述べたような求めていることの明確化、それの一歩一歩の実現、そして小さな声で語られる大事なことに耳を澄ませ続けることだ。

Haasからの友人がたまに日本に来るが、自分もアメリカに本当の意味で戻りたいと心から思う。ただ一方で日本の良さも実感しているので、その2拠点生活をなんとしてでも実現して、グローバルで戦い、ローカルを大事にする生活をしていきたいと思っている。

下半期からは大きく生活が変わる気がする。また年末にでも振り返りができれば。

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