週末を利用して、久しぶりにパロアルトに行ってきた。マイアミの旅は最高であったが、それ以降のバークレーでの生活の流れは悪く、一旦休息を入れるためにサウスベイに繰り出した。

あいにくの天気であったが、全体的には非常に良かった。晴れている時のパロアルトは明らかに陽の雰囲気があり、つまらない事で悩むこともなくなったし、何よりも想像もしなかったシンクロニシティが起こったのだ。

昨日土曜日の朝に、サウスベイで働いていてメンターとしてお世話になっているPMの人に会いに行ったのだが、何故かその人にVCの人を紹介された。FBで繋いでおくからと言われ、まあそんなものかなと思っていたら、午後に入ったカリフォルニアアベニューの日本食屋でその家族が前に座っていたのだ。実際、その人はロスアルトスに住んでいると言っていたし、日本料理屋とはいい、完全にそこで出会うのは偶然であった。

マイアミのキーウエストの出会いもそうながら、ここ最近こうした明らかに確率を超えた偶然がよく起こる。ユング心理学的にはシンクロニシティであり、無意識の発露なのかもしれない。今後のキャリアや、ベイエリアの競走環境などを考えると絶望しか感じていなかったが、こうした論理を超えた問いかけに応えていくことで、新しく道が開けるのではないかと自信を持った。少なくとも、こうしたシンクロニシティが起こることは良いことなのだから。

良いニュースというのは、多くの場合小さな声で語られるのです。

かつて加納クレタであった女 – 村上春樹:ねじまき鳥クロニクル

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