ちょっと各論的な話でも、

僕はもともと言語が苦手だったため、やっぱり英語には苦労しました。特にGMATのVerbalはそもそも英語で言う国語なので、日本語の国語も出来ないのに、英語に変わったところでできる訳がありません。結局最終的にGREに変更して提出しましたが、かなり苦労しましたw

●IELTS/TOEFL

僕は最初っからIELTSにしました。やっぱり明らかに点が取りやすい。

出願の1年前に何故か対策せずに受けていて、奇跡的にOverall7.0が取れていたので、これは7.5余裕だろうと踏んで適当にしていたら、まさかの10連続でOverall7.0ww

もう二度と受けたくないと思いましたね。

僕はなんか全ての学ぶ過程で、直感を重視するので、一般的な受験者と違ってWとSでとれたり、L/RでブレたりしてたんですねーきちんとAffinityでIELTS R/Lクラスをとったら7.5(L8.0 R8.5 W7.0 S7.0)取ることができました。

やって良かったなと思ったのは、

  1. DMM英会話を続けて英語のスピーキングに対する壁をなくすこと
  2. ライティングのモデルアンサー(W8.0以上の模範解答)を写経して、どんな感じで書けばいいのか雰囲気を掴むこと

かなと思います。

 

●GMAT/GRE

Affinityの飯島先生には大変お世話になりました。結局点数は出ませんでしたが笑、受講して本当に良かったと思ってます。

どちらのテスト(GMAT/GRE)もMathとVerbal、要は算数と国語から成り立っています。

Mathは数学というよりは、中学受験の算数的なことが多く、答えさえ導けば良いので非常に楽だった!

僕はずっとそうなのですが、数学は割と出来るんですが、直感で解いてしまうので、途中の証明とかがめんどくさくて嫌いだったんです。だから高校の時は、受験問題のいわゆる証明をするよりは、テイラー展開とかフーリエ変換みたいな新しい分野について学ぶほうが好きだった。そして、GMATのMathに関しては、答えだけ導けば良いので、途中回路をぶっ飛ばして進めるので得意でした。

そのツケが来たのがVerbalでした。

VerbalはSC/CR/RCの3セクションから成り立ちます。日本人は英文に慣れていないことからRCを捨てて前の二科目で勝負という傾向が強いみたいですが、僕の場合もそうでした。そもそもRCは日本語で書かれていても点数取れないと思います。

面白いと思った教科はCRです。Critical Reasoning。

要は文章の論点を見抜いて、それを強めたり弱める回答を選ぶ、みたいな論理的思考を見抜くセクションです。論理思考を図るにはとても良くできた問題だし、日本人には必要なものかもしれないと思ったりしました。

ただ、僕が苦労したのはやっぱり論理性が求められるということでした。僕の思考パターンは個別の事象を、論理的に具体から抽象に上げて行くパターンではなく、最も抽象的な本質を直感で見抜いてそこから具体に下ろして行く、というパターンです。まさに、帰納ではなくて演繹的な考え方です。

CRの解き方でもそれが通用すると思ったのですが、最終的な解答に当たっては、非常に具体的なものが求められます。僕はどうしても抽象度が良くも悪くも高すぎて、解答レベルの具体性に下ろすことができませんした。だから、文章がどういうことを言っていて論点が何かは一瞬で見抜けるんですが、解答レベルでは間違える、ということが頻繁に起きてしまい、最後まで点数もふるいませんでした。

まあ結局何が言いたいかというと、論理性といっても2種類の方向性がある(帰納と演繹)ということを感じました。

そして、CR(というかテスト全般)はやはり帰納的な論理が求められており、コンサルというものもそんな感じなのかなと直感的に思いました。マーケットの分析とかをして論理的な戦略を食い立てて行く。僕には向いていないな、と思いました笑

やっぱり、どんなに未完成でも、強いビジョンがあって作られて行く物の方が魅かれます。下から上げて行く論理は、説得や正しさの証明には役立つけれども、人の心は動かさない。

あと思ったこととしては、日本ではGMAT700以上というのが言われていますが、昨今の点数のインフレ(多分中国とインド、Stanford GSBのaveは737)を鑑みると、足切りされないためには、720くらい必要なんじゃないかなとか直感的に思いました。僕もGRE(V152/Q170 GMAT換算700)だと物足りないと思って、その後も受け続けました。(Vが149-152-152-151みたいな感じでプラトーに達して結局ダメでしたがw)

GREとかGMAT SCとかその他のことについては、また今度気が向いたら書いてみます。

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