さて今年の第三四半期も終わった。ちょうどさっきまで大阪万博に3度目の来訪をしていて、深夜帰宅した。気づいたら10月になっていた。

2025年の大阪万博は当初はあまり期待していなかったが、実際に行ってみるとどんどん惹き込まれ、自分の中の転機とも重なり、かなり考えさせられかつ、人生の一つの指針となるようなイベントであったと感じられた。

最初は9月中旬に妻の家族と子供と、そして次の日に妻と二人で行った。その時は結構初見にも関わらず予約の引きがよく、日本館、いのちの未来、大阪ヘルスケアリボーン、を始め様々な海外パビリオンを回ることができた。2日目もアメリカ館をみることができた。ただ個人的にはもっと見たい、もっと雰囲気に自分を没入させて得られるものを引き出したいという気持ちが強く、予約システムに張り付いてようやく日曜日に9/30の東ゲート12時のチケットをゲットしたというのが今回の顛末だ。そして日帰りで行ってきた。

この記憶が色褪せないように、今日は思ったことを走り書き程度にまとめておく。また落ち着いたら日を改めてしっかりと整理し直すかもしれない。

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以下9/30万博中に感じたこと

個人的に技術は好きだが、それよりも人間の生活、フロントを考えることの方に惹かれる>いわゆるデザインレイヤー

核融合とか農業とか、化学物質とかも理解はできるが、そのイノベーションに人生を賭けたいとはあまり思わない

いわゆるバックエンドの技術にはあまり興味ないのだろう

ITはCに興味があり、ITに惹かれる理由として、実際ITがこの20年で「人々(消費者)の生活を劇的に変えてきたこと」に興味がある

AWSとかはバックエンドのイノベーションなので、本質的には興味ない

万博の展示(特に企業のパビリオン)でモヤっとしたのは最新技術は良いけど、サイバー感が強い

デザインから考える未来の生活は、もっと緑や木が生えていたり人間中心的で豊かなものになる

だから建築や大屋根リングは人間的で好き

XRやモビリティ、ドローンなどは確実に生活を変える技術ではある

XRは時間かかるが感覚拡張として必ず来る

自分がデザインを重視したB2Cに人生を賭けたいのはわかった

ただそれの手段がユーティリティなのかエンタメが良いのかはまだ不明

Null2とかベタコ(Better Co-Being)とか見て感じたのは、あんまりアートは好きではない

思想により美しさが害されるのが嫌い

建築は好き

SANAAもよかった

いのち動的平衡良かった

光の演出美しかった

けどテクノロジーはなかった

美しいアートをどう捉えるか>エンタメともとらえられる?

万博にはいろんな顔がある

外国パビリオンは旅や好奇心や外交としての顔を

シグネチャーはアート鑑賞としての顔を

企業パビリオンは未来のテクノロジーのインスピレーションとしての顔を

その他大屋根リングやパビリオンは建築技術、センスの展覧としての顔を

そうした多くの要素を一つにまとめあげ、かつこのように多くの人が笑顔で集まることのできた大阪万博はかけがえのないものであると思う

終わらないでほしいとは思うがこの一回性こそが貴重な要素なのかもしれない

これは未来に向けた祝祭である

音楽も大事だ

人の五感全てを使って表現している

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