Spring breakの期間に、ルームメイトのBillyと共にMiamiとNew Orleansへと旅行へ行ってきた。コロナで大変な時期であったが、Berkeleyにいても何も始まらないし、身体性や直感に従った体験を取り戻したいと思い、リスクをとって実行した。今はその帰り道の飛行機の中である。

結論から言うととてもよかった。もちろん「見るべきところを抑える」ことも行なったが、それ以上に直感や好奇心で自然に行動し、その先に生まれる友人や初対面の人との調和が素晴らしかった。マイアミでは、Billyの友人と色々なところを旅したし、Key Westでは全くの偶然でSauravと出会い、ディナーを楽しんだ。そしてニューオーリンズでは夜のJazz barで隣に座った人たちとダンスをしたり、他のバーを回ったりした。

システムに従わず、その場の自分の心の直感に従って動いた結果、素晴らしい予想もしない繋がりをもたらしてくれた。コロナにより、多くのものがオンラインに移行して生産性は上がったように言われているが、こうしたSerendipityや身体性といった最も重要なものが失われてしまった。ただでさえ、競争が激化しているベイエリアは、個人の直感や信念よりも、システムに乗ることの方が重要な雰囲気が醸造されて来ている。

この2年間のMBAを通して、Pivotに物凄い労力をかけ、時にバーンしたがなんとか機会を開こうともがいて来た。新たな環境に飛び込むことももちろんしんどいことだが、何よりもそうしたシステムを突っぱねるだけの余裕を持てなかった事がとても苦しかったと思う。

気がついたらあと残りもSpring Bだけとなっている。明らかに「普通の」MBA生活ではなかったし、そんな中で苦しみながらも前に進んだ(気がする)。卒業、そして30歳の誕生日という大きな区切りが近づく中で、この旅で得たシンクロニシティや取り戻した身体性をどういった形で繋げていけるのだろうか。

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