今長野県の松本に来ている。つい5日前にベイエリアから帰国したばかりだが、東京でビザ申請→京都→長野と怒涛のスケジュールをこなしている。日本の良さをあたらめて見つめる旅である。

今は、松本の浅間温泉の枇杷の湯にいるのだが、とてもチルである。温泉上がりに、信州のなすそばおやきを食べながらビールを飲む。とても幸せである。

ベイエリアでの生活とこの京都、長野の旅から改めて感じたことは、「間や空間の余裕の重要性」だ。

東京は余りにも情報量が多い。そして人も多い。競争も激しい。そんな中では、本質を見つめ、自分のペースで生きる事は難しい。故にバーンアウトして疲弊し、効率も悪くなる。無理して成功したとしても、それは幸せな成功にはならない。他人の価値観で生き、他人を蹴落として、大した使い道もない金を得る。

これは、市場経済のもたらした効率性と人間の孤独を嫌う共感性が合わさって生まれるものであり、解決は難しい。という訳で、そこから離れるのがベストなのである。ベイエリアは近年競争が激しいが、スペースが広く(特にサウスベイ)、気候も良いので不快な情報量の流入を避けることができる。日本だと、それができるのは田舎になるだろう。ただ、まあ直接会って話すことの重要性や、一次情報の大切さも残るため、それが最もある場所、即ち東京に近い場所に位置するべきであろう。

社会から離れ、自分のペースで生きれている実感がある。あと3ヶ月日本での生活をゆったりと充実して過ごせる事を望む。

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