突然のレイオフで目の前が真っ暗になってから2ヶ月が経過した。この2ヶ月はもはや記憶もないし思い出したくも無い。ひたすら希望を見出そうともがき、掴みかけた光が直前で手を離れていく、を繰り返し心や体が破壊された2ヶ月であった。

振り返ってみると、7月にすぐさに危機状態を察知した。ジョブマーケットも芳しくなかったし、これは大変なことになるとも直感的に思ったので、直ぐに全力であらゆることをしたし、日本に帰ってフィアンセを失わないようにプロポーズをした。

完全に戦時中のモードで、常に交感神経は優位で、落ち着くことは出来なかった。

そんな中でも幾つかのインタビューの機会が訪れ、3つはファイナルのパネルインタビューまで行くことが出来た。勿論きちんと対策して臨み、良いフィットを得られたし自信もあった。

ただ結局昨日今日と悲報が伝えられ、オファーが出ることはなかった。そして今日が正式なTermination dayであり、Extendされることもない。Visa的にはもうあと2ヶ月あるのだが、一区切りとしてかなり心が折れたのを感じる。

1年前の悪夢の再来と、なんとかそれを防ごうとした2ヶ月であったが、それが実ることはなく精神肉体的にかなりボロボロになった。これを書いている今も、以前のように抽象的な視座を持ちながら落ち着いて精神療養的な文章を紡げない感覚がある。何をするのもかなり労力がいる程疲れている。

まあこうして明日から9月を迎えることになった。一寸先は闇だし、闇を抜け出すのはあまりにも難しい。とりあえず年末まで生き残りたい。

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