今日はクリスマスイブである。
この文章を書き終えた直後に、Facebookで元カノの結婚を目にした。11月にも同じ事があった。昔僕のことを愛してくれた女性が結婚していくというのは、なんともいえない気持ちである。今年は僕の友人達も仕事で大きく羽ばたいていく一年であった。
一方の僕は、27歳になって、職なし、金なし、彼女なしの三拍子揃ったクリスマスイブである。ひどい話だ。
「僕自身は大きな停滞を経験し、僕の周りは大きな変化を迎えていく」という事が象徴的であったのが、2018年であった気がする。
僕自身は特にこの事実に対してどうとも思っていない。勿論羨ましさはあるけれども、割とそうした事実に対して、心を荒涼とした大地の様にドライにする事に慣れてしまったとも言える。けれども来年こそは、僕自身環境を変え、自分を変えなければならない(本当に来年変えられないとやばい)という想いが強い。
まあそんなかんなで具体的な話をしていく。
①MIT受験 ②共感覚 という流れに導かれている、と前回述べた。まあ勿論だが、そうした物が順調に読めるわけも無い。
②の共感覚についてであるが、先週香港に行ってきた。とても貴重な体験をして共感覚が改めて自分に夢を見させてくれる大切な概念であることを意識した一方で、帰国後の20日に、投資家にプレゼンした時に限界を感じた。限界というのは、「今この時期にはこれ以上発展させることができない」という感覚だ。結構ここまで色々とやってきて繋がってきただけに、結構これはしんどい現実的な感覚だった。「何かが終わった」という感覚が明らかにあったのだ。
という訳で、共感覚イベントや共感覚ビジネスなどを無理してやって行こうという気は消失してしまった。何かしらまた流れが再開する時を待とうと思っている。
一方の①のMITの方は幸いな事にまだ流れは続いているという感覚がある。本当に、「この感覚がなくなってしまったら僕はどうなってしまうのだろう」という恐怖と共に歩いている。正に断崖絶壁を歩いている感じがする。順調にCVも形になってきた。英語のGREに関してはどうあがいても勉強できる気がしないので、仕方なくAyn RandのFountainheadを洋書で読む事にした。
Media LabのFluid interfacesというラボや、100Kなどの取り組み、石倉さんと話してベイエリアのTriple Ringでのインターンの話など、自分にとって進むべきだという選択肢が上手く組み合わさって来ている感覚がある。
この壊れそうな繊細な川の流れを取りこぼさない様に、アプライ、そしてインタビューまで持っていけるか、ハラハラしながら過ごす年末である。I am now feeling right.
メリークリスマス。