昨日、視力矯正で眼内コンタクトレンズ(ICL、Phakic IOL)を入れてきました。
結果的にはやって最高だったのですが、それに関して色々と学んだ(感じた)ことを綴って行きます。
① 視力矯正したわけ
第一にメガネつけると、性格や自信とかが変わるので、出来るだけ避けたいと思っていました。(僕の場合は特に無駄なインテリナード感が出てしまう)そして、僕はソフトコンタクト(ワンデーアキュビューオアシス)を付けていたけれど、ドライアイで長時間つけていられない、というのがありました。
そうした時にICLという魅力的な視力矯正法を見つけて、幸運なことに経験者(医師)が身近にいたので、安心して受けようと思いました。
② ICLについて
視力矯正に関しては、「コンタクト、OKレンズ、レーシック(第4世代のリレックススマイルが侵襲性低いけど、術後炎症強いらしい)、ICL」の4種類があります。
ICLの利点は
・取り外し可能(可逆的)
・ハローグレア等の副作用が少ない
欠点は
・眼の中に異物を入れるので、感情的拒否感が凄い
・費用が高い(基本両眼50万↑)
・術者によってスキルがブレる(レーシックは基本機械主導なので)
多分最も重要だと思う感情的拒否感については、僕はもう論理的に正しいと考えてゴリ押すしかなかったです。ICLは日本では近年流行ってきた技術なので、コンタクトとかレーシックみたいに、“周りがやってる安心感”が無いのは辛いかなと思います。
費用に関しては、ワンデーのコンタクトに1年で5万かかっているとしても、10年で元が取れると思ったので、コスパも良い20代後半でやりました。スキルに関しては、やっぱり日本人という民族柄、細かい作業には慣れているし、レーシックと違ってICL認定を受けた眼科医のみが出来る為、安心できると考えました。
論理で考えるにあたって、長期間ソフトコンタクトレンズ使用のダウンサイドは意識しました。
・酸素透過度の低下に伴う副作用(主に角膜内皮細胞の減少)(僕の場合はオペ中に、コンタクトの使用に伴う新生血管を指摘されました)
・感染(ハードや2weekよりは低いですが。。)
・費用が高いし、持ち歩きが怠い
これらを鑑みると、ICLは低リスク高リターンの極めて合理的な選択なのかなと思っています。
③ 場所
やっぱりICL経験が豊富なDrのいる所でやるのが良いと思います。
僕自身は紹介もあって、取手の「松本眼科」の院長松本Drにお願いしました。院長は新しい物への感度も高く、知識と経験も豊富、説明もロジカルで非常に信頼できました。
都心から少し(1時間程度)離れることもあって、都内の平均値段(70万)と比べると50万とリーズナブルにできました。そして術中もスムーズで、術後の診察も丁寧な説明で、非常に満足できました。
とはいえ、遠い所くる時間ないという人は都内でも良いんじゃないでしょうか。神戸神奈川アイクリニックとかはよく宣伝もしていて有名ですね。(良いか悪いかは僕はわからないですが、症例数は多いと思う)
④ 結論
まだやって2日しか経っていませんが、やって良かったと思っています!
旅行や泊まりなどでコンタクト付けたりメガネ持って行ったりと、面倒な作業に惑われなくなったということは、想像以上に開放的なものです。
もし何か興味がある方などいらっしゃいましたら、ご連絡頂ければ、出来る限りのことは答えますー!
P.S.
今後の展望予測と雑談
おそらく、今後Phakic IOL(有水晶体レンズ挿入術)はどんどんメジャーになって行く。レーシックと違って、不可逆的でハローグレアが少ないというのが非常に強い誘因。今は近視だけで20代後半~30代前半のコスパが良いけれども、今後遠近両用ICLができて、40代とかで受けるのも全然ありだと思っている。
20代でICLを受けた後の眼については、60代(2050年くらい)まで粘って白内障&老眼治療でレンズを入れるのが妥当。ざっくり予測だが、2025-35でxR(VR/AR/MR)がぐっと普及して、それがコンパクト化するのが2050年くらいかと思っている。個人的にはそこで丁度ICLを抜いて、コンピューター付レンズを入れられると良いかな。