MBAのことについて書くと言っていたけれど、もっと書きたいことができたのでそっちにします笑

日記というものは、非常に帰納的な作業で、常に演繹的な思考をしている自分にとっては、補完的で良いのかもしれないと思いました。こうやってなんの型も作らずに、いま書きたいと思ったことを書くことがいいのかもしれない。

最近は共感覚について考えています。

共感覚、シナスタジア、synesthesiaとは、

ある刺激に対して、通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる、一部の人にみられる特殊な知覚現象

あまり日常でしっかりと感じることはないかもしれません。音に溶け込む感じとか、文字に色がついて見えるとか、そういう感じですね。最近は色んなところで体験する機会があって、非常に面白くて素晴らしい感覚だなと思っています。人間の感覚がオーバーラップして増幅する感覚。

僕が最近感じたものだと

ワイン、チームラボ展、Rez Infinite、フェス

とかがあると思います。数は少ないですが、こういう作品(主にアート)が特に共感覚の刺激が強いかな。あとは、幻覚剤も強制的に脳を共感覚の状態にさせるみたいですね、興味深いです。

僕は実はかなり感覚的な人間で、結構ずっとこのことに問題意識を持ってきました。

日常生活はテクノロジーの恩恵を受けて非常に便利になっているけれども、感覚的な部分はどんどん失われてきているんじゃないか、と。

昔は自然に囲まれて感覚豊かに生活していたのが、今や狭いマンション、満員通勤電車からの、蛍光灯のついた無機質なオフィスでの仕事。

これは本当に人間が豊かになったのかな、と考えてしまいます。

今徐々に流行ってきている、xR(AR/VR/MR)ですが、これは2Dの物を3Dにするだけでなくて、この“感覚性を取り戻す”ということに大きく役立つんじゃないかなと思って、興味深く触ったり作って見たりしています。

必要だけど、色んな無機質な作業ってあると思うんです。エクセル作るとかもそうだし、歯磨きしたり洗濯物を干したり、電車に乗ることもそうですね。もちろん病院内の作業は殆どそう笑

そういうことにxRの技術を使って、生活を豊かにできないかとか今考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です